かまわぬてぬぐい
【かまわぬ手ぬぐい 注染のてぬぐいが出来るまで】
日本が誇る職人芸が現代に生きている"てぬぐい"。
職人達の完全なる分業制のもと最高の技を持ち寄り1枚1枚丹念に手作りされています。
①晒の整理
作業しやすいように、晒の反物を生地巻き機にかけ巻き取っていきます。
②糊付け
晒の反物を約90センチに折り重ね、型紙を置き、糊付けする。
この作業を繰り返し行います。
③糊止め
表面の糊が潰れないように、砂や粟がらを上にのせます。
④染め
糊付けした反物の上から染料を注ぎ、下からコンプレッサーで吸い取ります。
それにより生地に染料が通り、裏表のない手ぬぐいができます。
⑤差し分け
色数が多い場合は、糊で柄の周囲に山を作り、染料を差し分けます。
⑥洗浄
糊をはがしながら、余分な染料を洗い流します。
⑦天日干し
洗った反物を干して乾かします。
⑧生地の整理
乾燥した反物を再び生地巻き機にかけ、約90センチに折り重ねていきます。
⑨てぬぐいの出来上がり
整理した生地をローラーに通し、しわをとってから約90センチにカットしてたたみます。
◇型紙
数枚の和紙を柿渋で塗り固めた「渋紙」から出来ています。
渋紙を彫り、紗(しゃ)を貼った型紙は耐久性があり、繰り返し使用できます。
手ぬぐいの使い方は無限大!
自分で使うのはもちろん、プレゼントやご挨拶にもオススメ。
当店では、定番柄の他、季節ごとの新商品も展示販売しております。
季節を楽しむ手ぬぐい選びをお楽しみください。
※ 手ぬぐい&風呂敷は、支店「唐草」にてお買い求めいただけます。